三浦版 掲載号:2022年2月18日号 エリアトップへ

三崎の寿司店「紀の代」店主で、料理講座の講師を務める 岩野 雄さん 上宮田在住 56歳

掲載号:2022年2月18日号

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料理と街に愛込めて

 ○…創業約150年、三崎の老舗寿司店「紀の代」の5代目店主として切り盛りする。新鮮な魚介と確かな腕で、これまで多くの地元住民や観光客の舌を満足させてきたが、料理講座の講師を務めるのは今回が初めて。「とても楽しみ」と目を輝かせる。魚のおろし方やにぎりの基礎を指南し、「江戸前寿司の魅力、マグロだけではない地魚のおいしさを伝えられたら」と語る。

 ○…料理を作ることも食べることも好き。いずれは自分が店を継ぐのだろうと漠然とした考えもあり、自然と料理人を志していた。高校卒業後に入店し、赤坂の寿司店でも修行。26歳で父から代替わりして丸30年が過ぎた。一昔前はグルメブームでマグロを求める都心からの来店客が増え、昨今は一転して新型コロナの余波。店とともに三崎の禍福を見てきた。

 ○…10年以上前から市内小学校を中心に、読み聞かせのボランティアにも携わる。妻が活動する様子を見て興味を持ち、「夢中になって聞いてくれるのが可愛くて」と目を細める。包丁を児童書に持ち替え、割烹着の職人からカツラをかぶって金髪アフロヘアに変身。「サムソン」の愛称で親しまれる。「『注文の多い料理店』を読んだ時は猟師の格好をしたり、最近では手品をしたり」。本業もライフワークも楽しみ方は工夫次第。子どもたちの笑顔が糧だ。

 ○…生まれも育ちも生粋の三崎っ子。「子どもの頃はマグロ船がたくさん泊まり、そこでかくれんぼをしてね」。栄枯盛衰は世の習い、とは言い得て妙。近年はみさきまぐろきっぷの好影響で若い客層が増加。味がよく、見た目にインパクトがある料理を取り入れるなど、もてなしの追求に余念がない。おいしさの秘訣は「料理は愛情を込めてこそ」と笑った。

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