葉山警察署は先月22日、行方不明者の捜索に貢献したとして県警本部鑑識課所属の警察犬、ハナ号（シェパード雌２歳＝写真右＝）とヴァーラ号（同５歳）に署長賞を贈呈した。
同署によると、２匹は先月６日の昼頃から行方不明になっていた同町長柄在住の男性（77歳）の捜索に参加。翌７日、男性宅から２手に分かれ匂いを辿ったところ、同地区の雑木林内で男性が倒れているところを発見した。男性は意識を失っていたものの、その後病院に救急搬送され一命を取り留めたという。
小田康行署長は「目と耳でしか捜査できない我々にとって、警察犬は本当に頼りになる。今回も一大事を防ぐことができた」と２匹の功績をたたえ、賞状とドックフードを贈呈。手柄を立てた２匹はどこか誇らしそうだった。
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