逗子市 津波ハザードマップを改訂 先月29日・30日に全戸配布
東日本大震災の発生を教訓に自治体レベルで防災への見直しが進む中、逗子市はこのほど、津波に伴う浸水域や避難場所を示したハザードマップを改訂した。先月29日と30日には約2万6千部を全戸配布し、市ではマップを大切に保管するよう呼びかけている。
今回の改訂では、海や河川沿いを中心に津波避難ビルや広域避難場所までの避難経路を新たに追加。避難する方向や細かい標高や距離を赤線ではっきりと明示し、避難する際の目安になるようにした。また標高ラインを色で4種類に区分けし、海面からの高さを可視化したほか、階段や市と協定を結ぶ学校や企業ビルも併記した。
改訂にあたっては市防災課の職員が実際に避難経路を歩いて確認。同課では「年齢や性別で避難する速度は違う。一度家族でハザードマップを持って一度避難経路を歩いてみてほしい」と話している。また、今回の改訂では浸水域は現行のままとなっているが、市では基になる県の浸水予測が改定されれば今後改めてマップを改訂する方針。新たなハザードマップは市ホームページからもダウンロードできる。
問い合わせは市防災課【電話】046(873)1111まで
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