逗子・葉山版 掲載号:2011年8月5日号
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久木中 市内最後の木造校舎に別れ 出身者や教員などが解体前に見学

教育

木造校舎の前で写真を撮る鈴木さん
木造校舎の前で写真を撮る鈴木さん

 逗子市内に唯一残っていた久木中学校(富沢義弘校長)の木造校舎がこのほど解体される。建物の老朽化に伴うもので、夏休み中には解体、撤去される。跡地利用方法は決まっていない。

 建て壊された校舎は2棟で昭和33年に新設。全6教室で長年学び舎として利用されていたが、老朽化の影響でここ10年ほどは教室としては使われず、催事の際に一部倉庫などとして使われていた。また近年は老朽化が進み、一昨年からは利用されていなかった。

 市では先月24日、解体撤去にあたり、市民に向けた木造校舎の公開を行った。会場には過去校舎を利用した人など34人が訪れ、校舎を前に写真を撮ったり、思い出話に華を咲かしていた。

「時代だな」

 訪れていた鈴木茂男さんは同校で30年近くに渡って教鞭をとった。20年ぶりに見る校舎を前に「故郷が消えてしまうような感覚。長くいたから余計愛着がある。でも、時代だな」と哀愁をただよわせた。また鈴木さんの教え子だった最勝寺淳さんも「一生懸命雑巾がけやワックスをかけた校舎。無くなるとやっぱりさびしい」と話した。市では跡地の利用について学級数の変更や給食の開始などに備えて今後、施設整備を検討するという。
 

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