県立近代美術館葉山の敷地内で期間限定の彫刻像がお目見えしている。制作を手掛けたのは世界的に活躍するイギリス人彫刻家、アントニー・ゴームリー氏。
ゴームリー氏の作品は個人的な特徴を排した人体像のインスタレーションで知られ、海岸に100体の鋳造を設置した「アナザープレイス」などが代表作。同館での展示は来年3月3日まで。同館庭園内のあずまや付近と屋上には現在、2体の人体像(=写真)が設置されており、来館者らの目をひいている。彫刻プロジェクト名は「TWO TIMES―ふたつの時間」。「海と山」「自然と人」「過去と未来」など2つの像に流れる別々の時間を表現しているという。観覧は無料で、午前8時30分から午後6時(3月は午後7時まで・館内観覧、駐車場は有料)。
関連プログラムも
期間中には関連プログラムも企画されており、12月16日(日)にはサウンドアーティストの鈴木昭男さんが講師を務める「ゴームリーと佇む『点音(おとだて)』、1月20日(日)には彫刻家、西雅秋さんの「形の内と外―型をとる」と題したワークショップも予定されている(いずれも要申込み)。
問合せは同館【電話】046・875・2800まで。
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