三浦半島を縦断して認知症への理解を呼びかけるリレーイベント「RUN伴(とも)+(プラス)三浦半島」が18と19日の2日間、行われた。企画に賛同する約100人が三浦から鎌倉までたすきをつなぎながら約30Kmを走破。認知症患者を支えるまちづくりを訴えた。
認知症患者やその家族らがたすきをつないで日本列島を縦断する全国的なランニングイベント「RUN伴」の姉妹企画。神奈川を通過する日程に合わせ、横須賀・三浦・逗子・葉山の3市1町の福祉関係者有志による実行委が初開催した。
19日は午前9時に渚橋近くの就労支援事業所「mai!えるしい」前を出発。イメージカラーのオレンジ色のTシャツを着た約30人の参加者が市役所や高齢者福祉施設などを経由して鎌倉方面へと向かった。それぞれの名前を書いたたすきは午後、鎌倉でバトンタッチし、本線企画に手渡したという。実行委の服部誠さんは「認知症の正しい理解があれば誰もがちゃんと支えることができる。そうした輪が広がっていくよう、来年以降も企画したい」と話した。
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