逗子・葉山 文化
公開日:2019.05.31
自分で作った船で海上へ
矢作海岸に愛好家集う
木製の船を制作するアマチュアビルダーのファンミーティングが今月25日・26日の両日、三浦市の矢作海岸で開かれ、2日間で12艇の船が持ち込まれ35人が集まった。新艇3艇の進水式も行われた。逗子在住の豊岡誠司さんが代表を務めるNPO法人「海の歴史と文化を明日へ」が主催。
手製のディンギーやカヤック、スタンドアップパドルが海岸に並べられ、所有者が出来栄えを誇った。バリ島で漁師が魚を獲る際に使用していた1人乗りカヤックを修復した艇もお披露目され、海に浮かべられた。
同法人では、1本の丸太をくりぬき、自分たちの手でハワイアンスタイルのアウトリガーカヌーを削り上げるプロジェクトを進行中。「本格的な夏の訪れを前に完成に漕ぎ着けたい」と豊岡さん。海を通じて、手作りで遊ぶ楽しさを広める活動も展開しており、流木アートやプラスチックダンボールを用いた「プラダンカヤック」の制作に挑戦するワークショップなども計画している。活動はホームページで確認できる。【URL】https://npo-urba.at.webry.info/
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