刺された時の痛みの強さから「電気クラゲ」とも呼ばれるカツオノエボシが今月初め、一色海岸に漂着しているのを同海岸で貸しボートやマリンアクティビティを提供している「一色ボート」の斎藤淳太さんが発見した。
透き通った水色で約5〜8cmの小さな浮袋が特徴のこのクラゲ。綺麗な青色で可愛らしい見た目とは裏腹に強い毒を持っており、刺されると痛みや腫れ、ひどい場合には意識障害や呼吸困難、最悪の場合にはアナフィラキシーショックにより死に陥ることもあり、海岸を管理する県も注意喚起をしている。
今回は神奈川県立近代美術館前の波打ち際に漂着していた。斎藤さんによるとこれからの時期、台風など南風の強い日に沖合から波と風に流されて岸辺に流れ着くことがあるという。
斎藤さんは「危ないのは数メートルにもなる触手。遠く離れていてもこれに触れると刺されてしまうため、海や浜辺で見つけたら充分に気を付けて。刺された場合はすぐに病院へ」と地元住民にも呼び掛けている。
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