今月2日、神奈川県内全域に新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発出されたことを受け、31日までの期間中、逗子葉山の海水浴場は休場することが決定した。ぞれぞれが策定した「海水浴場のルール」で、定められていた宣言発出時の対応に基づいたもの。
逗子市では、2日から海水浴場を休場した。海の家や「ウォーターパーク」は終日休業している。遊泳旗は掲げず、遊泳情報の提供もしない。無料シャワーも休止し、海水浴目的の来訪者減につなげる。
事故防止のための監視活動は引き続き行い、マナーアップ警備員による巡回は先月、増員した8人体制で実施。浜での飲酒やバーベキュー、タトゥーの露出、音楽スピーカーの使用等、ルール違反者には退場勧告も含めた対応を行う。市担当者によると、これまで複数件、退場を促したり、勧告を出しているという。「特に飲酒が多い。浜では飲めないことを周知徹底していきたい」としている。海岸中央入口には利用を控えるよう訴える看板が設置された。休業している海の家では客が入らないよう入口をロープでふさいだり、休業を知らせる看板を設置している店もあり、困惑した様子の来訪者も見られた。
葉山町は宣言発出を受けて2日に対策会議を開き、4日から海水浴場休場と海の家の休業を決定した。
これまで行ってきたマナーアップ推進員の巡回やライフセーバーによる警備・監視体制を基本に、浜での状況を見つつ、対応していくという。浜での飲酒やバーベキュー、大音量で音楽等を流すことは禁止。また、同日から真名瀬と三ヶ岡の公営駐車場を閉鎖し、町外からの来訪者の抑制を図る。
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