逗子や葉山、鎌倉在住のメンバー8人が集まり、毎月発行している手作りのエッセイ集「マグノリア」100号の制作が進んでいる。
会代表の長谷川静さん(逗子市在住)が病による視力の低下をきっかけに、読める本が少なかったり、長編だと目への負担が大きいことを知り、「それならば文字が大きい短編集を自分たちで作ってしまおう」と8年前に活動を開始した。
毎月テーマを設定し、2千字程度を目安にメンバーたちが思い思いの物語を執筆している。表紙の作成や製本まで全て自分たちで行っているのが特徴で、長谷川さんの自宅のプリンターを使って、毎号100部を刷っている。
「毎月、絵葉書で感想をくれる人もいて励みになっている」と長谷川さん。最高齢のメンバーは97歳の男性といい、「100号へ一番に原稿を送ってくれた。目標としていた節目まで、みんなでよく続けてこられたと思う」とメンバーたちは感慨深げに振り返る。
10月10日には、逗子市内でそれぞれの作品を披露する合評会が行われ、メンバーたちは和気あいあいと作業を進めていた。22日(金)頃には、逗子や葉山の図書館、椿書房、高齢者施設等に配架される予定という。
現在、1号から99号までのバックナンバーを希望者に無料で配布している。申し込みや問い合わせ【電話】046・872・3017長谷川さん
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