葉山町老人クラブ連合会(山崎時彦会長)が10月27日、健康づくり活動の一環で「高齢者の健康管理」と題して講演会を福祉文化会館で開いた。
講師に衣笠病院健康管理センターの看護室長・中村晃子さんを招き、約20人が参加。緊急事態宣言解除後の安心安全な生活環境を維持するために必要な事を学んだ。
中村さんは、外出自粛に伴うフレイル(心身の虚弱)が進んでいる高齢者が増えていると指摘。運動不足による筋肉量低下だけでなく、「人に会うのが面倒」「外に出るのが億劫になった」といった精神状態にも気を付けるよう注意を促した。そのうえで「老人会のような集まりに積極的に参加するのも効果的」とし、「ソーシャルディスタンスの確保やマスクの着用、手洗いといった感染症対策の基本をこれからも忘れずに」と呼び掛けた。
山崎会長は「飲み薬の開発が進んでおり、コロナウイルスとの戦いは第2のステージに入る。ひとりの高齢者として、またクラブとして何を注意して活動していけばいいか教えていただいたので、これからに生かしていきたい」とした。
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