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逗子・葉山 スポーツ

公開日:2022.04.29

葉山出身中田さん
チーム牽引 金メダル誓う
デフリンピック女子バレー

  • 山梨町長らに健闘を誓った中田選手(左から2人目)

 葉山町出身でデフバレーボール日本代表の中田美緒さん=人物風土記で紹介=が、4月7日、山梨崇仁町長を表敬訪問した。

 中田さんは5月1日から15日までブラジルで開催される第24回夏季デフリンピックブラジル大会に出場する。現在、東海大学体育学部4年で女子バレーボール部に所属。生まれつき聴覚障害があるが、昨年、大学日本一になるなど全国屈指の強豪として知られる同部で練習を積んでいる。

連覇目指す

 中田さんは県立平塚ろう学校中学部1年から競技を始め、高等部2年だった2017年、トルコで開かれた前回のデフリンピックに主力メンバーとして出場し、金メダルを獲得した。

 身長は164cmでポジションはチームの司令塔となるセッター。強烈な無回転サーブを得意とする。表敬訪問に同席し、子どものころからその成長を見てきた待寺真司議長は「速いうえに軌道がぶれるので中田選手のサーブは誰も取れない」と話す。

 コロナ禍で大会の開催が延期となり、代表選手が一堂に会す全体練習も限られた日数だった。メンバーも半数以上入れ替わるなど環境の変化は目まぐるしいが、「前回はチーム最年少、今回は最年長で出場する。連覇する自信はあるので、金メダルを持って帰りたい」と笑顔で意気込みを語った。山梨町長は「葉山の誇りを持って、全力で頑張ってください」とエールを送った。

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