神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
逗子・葉山版 公開:2022年6月24日 エリアトップへ

逗葉高校 写真同好会が全国へ 廃止寸前 活動2カ月で快挙

教育

公開:2022年6月24日

  • LINE
  • hatena
意気込みを語った3人
意気込みを語った3人

 県立逗葉高校写真同好会が、7月に北海道で行われる「写真甲子園」に初出場する。3人の生徒で4月から活動をはじめ、2カ月で快挙を果たした。「まずは良い結果を残し、部に昇格させたい」と意気込んでいる。

 初戦審査会には過去最多の533校から応募があり、全国11ブロックから18校が選出された。

 写真同好会はメンバー数ゼロの年が続き、「そろそろ廃部か」と噂されていたという。そんななか、写真家として国内外で活躍し、大学講師を務めた経験もある鬼頭志帆教諭が今春、着任。顧問に就任し全体集会で呼び掛けたところ、「なんか面白そうだと思った」と2年の中村りあんさん、大橋桜花さんら3人が入った。

 大会の存在を知り、「とりあえずやってみよう」と実質2週間で準備を進めた。作品のテーマを「家族・兄弟のいる日常」とし、各自がスマートフォンで撮影。「自分が体験したことのある懐かしさと、遠く離れた日常なのにどこか知っていると思える既視感」を軸に、8枚を厳選。審査会でプレゼンテーションに臨む際には、国語教諭の協力を得て、言葉選びや練習を重ねた。「すでに生徒たちの中に良いものがあった。それをうまく表すことができた」と鬼頭教諭。普段から、何気ない日常をスマホに撮りためていたという大橋さんは「選ぶのが大変だったけど、家族の写真が評価されてお母さんも喜んでくれた」と話す。

 「甲子園」では、貸与される一眼レフカメラを使い、初めての土地でテーマも自由に撮影。「心・技・眼」を競う。3人は「一眼を使うのも初めてだけど、ここまできたら優勝を狙いたい」と意気込み、「仲間を増やして部に昇格させ、部室が欲しい」と笑顔で語った。

応募作品の一枚
応募作品の一枚

逗子・葉山版のトップニュース最新6

災害時、トイレ備えは

本紙アンケート

災害時、トイレ備えは

逗子、葉山ともに足りず

3月29日

子どもの笑顔のために

小坪小150周年

子どもの笑顔のために

5月25日に記念イベント

3月29日

70余年の歴史に幕

逗子市身障協

70余年の歴史に幕

「若い世代にあと託す」

3月15日

まちのコミュニティー目指す

うぇるま

まちのコミュニティー目指す

4月から本格始動

3月15日

一般会計 過去最大229億円

逗子市予算案

一般会計 過去最大229億円

4本の柱で地域支える

3月1日

整備完了、公開へ

長柄桜山古墳群第一号墳

整備完了、公開へ

4月20日に式典

3月1日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook