12年に1度、卯年の1カ月間だけ行われる「三浦三十八地蔵尊卯年御開帳」が5月24日(水)まで行われている。
三浦半島では古くから巡礼信仰が盛んで、修行者や信者が各札所を巡り、その証として「御宝印」を授かったことを由来とする。開帳期間にのみ厨子が開かれ秘仏を参拝できる札所があるほか、善の綱(お地蔵様と繋がれた綱)に触れ、縁を結ぶこともできる。関係者は「ご朱印を集めながら、お地蔵様とのご縁を結んでいただけたら」と呼び掛けている。
逗子市の延命寺では、普段は非公開の秘仏延命地蔵尊を参拝できる。奈良時代に行基菩薩が自作したと伝わるもので、同寺の由来にもなっている。他に海宝院(沼間)、葉山町では長運寺(長柄)と万福寺(下山口)、相福寺(堀内)が参加する。御朱印帳は1冊1200円。御朱印は300円。参拝は午前8時から午後5時まで。
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