逗子・葉山 人物風土記
公開日:2023.07.21
逗子サーフライフセービングクラブの監視長を務める
大庭 康太郎さん
座間市在住 21歳
笑顔の下の責任感
○…コロナが落ち着きを見せ「いつもの夏」の逗子海水浴場が戻ってきた。人の数など、ここ数年とのギャップもあるが、逗子サーフライフセービングクラブに入って2年。これまで事故には遭遇していない。「自分の長所は誰とでもコミュニケーションが取れて、チームの雰囲気づくりができること。今年の夏もその仲間たちと協力して無事故を達成したい」と133人のクラブメンバー代表として、責任感をのぞかせる。
○…大学に入り、サークルの勧誘ビラの中にライフセービングクラブを見つけ、「単純にかっこいい」と思った。「人の命と向き合うこと」の重さをも感じたが、「勇気と頑張りたい気持ちがあるなら後悔させない」という先輩の言葉で入部を決意。中学・高校と陸上部で体力には自信があった。5歳から小学4年生まで習った水泳も生きている。溺れた人を助けるレスキュー練や胸骨圧迫、人工呼吸といった浜に上がってからの対応など練習は厳しいが、充実感を楽しんでいる。
○…座間市からドライブで渚橋に来るなど馴染みもあって、ライフセーバーとしての活動場所に逗子を選んだ。「海の家の人もお客さんも温かい人ばかり。ご飯も美味しいところが多いですね」とすっかり逗子びいき。暇を見つけて散歩に来ることもあるという。
○…大学3年生。夏が終わると本格的に就職活動だ。食べることが好きなのと、「会ったことのない誰かのため努力すること」がライフセービングの活動に通じる気がして、食品メーカーで仕事をしたい思っている。ただ、今は海の安全を守ることに全力投球。「皆さんに安心して利用してもらえるように、しっかり準備してきたので、最高の思い出を作ってください」と笑顔を見せた。
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