逗子・葉山 人物風土記
公開日:2024.04.26
今回から葉山芸術祭の実行委員を務める
小田 乃梨さん
葉山町一色在住 41歳
何事にも全力投球
○…自身の洋服ブランドを地元の人に知ってもらう目的で一昨年、芸術祭の青空アート市に出店。祭の運営に興味を持ち、昨年、実行委員会の手伝いをした縁で、今回から正式メンバーとなった。本業との両立は大変だが、企画参加者からの「ありがとう」の言葉をモチベーションに活動してきた。当日は主に森山神社でのイベントに携わる。「準備段階でいろいろな人と触れ合い、自分を成長させてもらった」とやりがいを語る。
○…幼い頃、母親が作ってくれた服を人に褒められるのがうれしかった。必然的にファッションが好きになり、「高校時代はテスト前にも関わらず、友人のためにスカートを縫ってたこともありましたね」と懐かしむ。美術大学に進学し、人と芸術をマネジメントする芸術文化学を専攻。その学びが、物と人、人と人をつなぐ実行委員の仕事に生きている。
○…東京都目黒区出身。小4で中学受験を自分で決めたしっかりもの。中高では軽音楽部に所属し、バンドに夢中だった。大学卒業後はデザイナーのアシスタントをした後、美容の仕事に惹かれネイリストに。自宅でサロンを開業したがコロナ禍で時間ができたことから、好きな古着のリメイクを始めたのがブランド立ち上げのきっかけだった。
○…長く東京暮らしだったが、コロナ禍で都会に嫌気がさし、娘の住環境なども考え、3年前に自然豊かな葉山に移住。町へのワクワク感は来たばかりの頃と変わらない。「交通の不便さはあっても、自然の中では時間に追われてイライラすることはなく、人として優しくなれたと思う。残念なのは趣味の銭湯が町にないこと」と笑う。大好きなまちをより盛り上げるために、全力で芸術祭に取り組む。
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