逗子・葉山 人物風土記
公開日:2024.06.21
グリーンライフユースシンポジウム実行委員会のリーダーを務める
齊藤 雅流(がる)さん
逗子市新宿在住 15歳
止まらない好奇心
○…環境問題や防災などに取り組む学生団体を集めて行うシンポジウムのリーダーを務める。在籍する逗子開成では環境プロジェクトチーム「MOANA」を立ち上げ、気候変動についての研究やビーチクリーン活動などに励む。一方で「単体の活動でできることには限界がある」と感じていた。このシンポジウムを機に、団体同士の横のつながりを作り、「それぞれの活動の幅を広げていきたい」と考える。
○…逗子市新宿で生まれ育ち、幼いころから海が遊び場だった。小4の時、毎年家族で出かけていた伊豆の海の海藻が突然無くなった。「去年まで茂っていたのになぜ?」。環境問題に関心を持ったきっかけだ。小学校の総合学習では浪子不動の磯にウニが増えていることを知り、「磯焼け」について調査。一昨年、逗子開成120周年生徒プロジェクトで気候変動班として活動する中で、ますます環境問題への関心を深めていった。
○…活動は環境問題にとどまらない。学校では美術部、物理化学部、数学研究同好会、逗子活性化プロジェクト、海洋研究のうみけん、模擬国連。地域の防災減災に取り組むボランティア「3・11つなぐっぺし」にも参加。趣味はギター、バレエ、ピアノ、ウインドサーフィン、書道、数学、物理、読書と好奇心が止まらない。「やりたいと思ったことはとにかく挑戦。親はとことんやれと応援してくれる」と感謝する。将来は物理の研究職に就きたいと思っている。
○…「今回のイベントでは新しく知ることや気付きがあると思う。まちを作り上げていくのは、そこに暮らす自分たち。この機会を考えるきっかけにしてほしい」と若者に参加を呼び掛ける。新しいまちのリーダーは前を向き歩み続ける。
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