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逗子・葉山 人物風土記

公開日:2025.07.11

日本チョコバナナ協会の会長を務める
小西 毅さん
葉山町一色在住 63歳

子どもの笑顔のために

 ○…祭りの屋台などで、子どもに人気のチョコバナナ。子どもをより笑顔にしたいと、オリジナルのチョコバナナを作り始め、昨年4月には製菓材料の会社と日本チョコバナナ協会を設立し、会長に就任した。「たくさんの人にチョコバナナを楽しんでもらいたい」と始めたフォトコンテストも3回目。「楽しい作品を待ってます」と期待を寄せる。

 ○…町内会の夏祭りの屋台がきっかけで3年前、子どもに人気という理由でチョコバナナに挑戦。作り方は独学だったが追求しだすと面白く、「顔」をつけることを基本にしたところ、子どもたちからは「可愛い」と大好評だった。以来、いろいろなイベントなどに出店を重ねてきた。「駄菓子屋になりたかったという夢ともつながるのかな」と笑顔を見せる。昨年末には仕事を辞め、チョコバナナで生きていく覚悟を決めた。キッチントレーラーも購入し、9月のグランドオープンに向け準備を進める。

 ○…横須賀出身で30年ほど前に葉山に移住してきた。音楽と踊ることが好きで高校生の頃からディスコに通い、今は趣味でDJもこなす。「AIを使って屋台で流すチョコバナナの曲や、友人の店のテーマソングを作ったりして好評なんだ」と話す。波乗りも若い頃からたしなみ、最近は家からウォーキングで30分ほどの長者ヶ崎の海が気に入っている。

 ○…チョコバナナの縁で20〜40代の若い仲間ができた。これまでPTA、町内会などのコミュニティーはあったが同年代か年上がほとんど。「この年でネットワークが広がることはなかなかないでしょ」と喜ぶ。周りから愛称の「コニー」と呼ばれると「スイッチが入る」。「チョコバナナを通して子どもが楽しめる場所を作りたい」

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