石川地区に100世帯以上住む伊澤一族の神社「伊澤稲荷」で5月28日、17年ぶりに祭りが開かれた。
伊澤稲荷は鎮座160年、一説には400年とされる由緒ある神社。伊澤一族の守り神として親しまれてきた。1981年から市が同地区で行ってきた土地区画整理事業に伴い、一族が私財を持ち寄って98年に現在の場所へ建て直した。
移築した3年後には一度祭りが行われたがこれまで途絶えていた。今年は建て替えてから20年の節目にあたることから再開の機運が盛り上がり、周年記念祭として復活した。
当日は一族と共に縁ある神輿連を招いて渡御を行い、氏子の家々をおよそ3時間かけて練り歩いた。神社では大きな鯉のぼりが掲げられ、ステージカーも登場。歌手によるステージライブやカラオケ大会なども開かれ、賑わった。
昨年5月に実行委員会を立ち上げ、宮元でもある伊澤孝次さんは「長年祭りを再開したいと思っていたので無事行えて嬉しい。若い世代の人も手伝いに来ることで一族間の絆や信仰が継承でき、それが祭り本来の意義だと思う」と話した。
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