藤沢調理師会(高橋節子会長)は11月9日、児童養護施設「聖園子供の家」に入所する未就学児から高校生までを対象に、そばとうどんを振る舞った。
この取り組みは藤沢そば商組合が「子どもたちにそばやうどんのファンになって欲しい」と40年ほど前から毎年続けているもの。3年前からは同組合が所属する調理師会として行っている。子どもたちは夕飯時に食堂へ集まり、天ぷらそばやたぬきうどんなどを次々と注文。今年はカレー南蛮うどんが特に人気だった。
子どもたちの中にはたくさん食べようと、大きなラーメン丼に盛り付けを頼む食べ盛りの子もおり、「美味しい」や「早くお代わり行きたい」と頬張りながら話す声が聞かれるほど好評だった。厨房では組合メンバーの職人が麺茹でや盛り付けなどを手際よくこなし、およそ1時間半で約25kgのそばとうどんが子どもたちの胃袋へと消えた。
調理を担当した宮下佳夫さんは「お代わりを何杯もしてくれる子もおり、喜んでもらえて嬉しかった。この伝統を続けていきたい」と話した。
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