湘南台在住で慶応大学(SFC)3年の志村敢人(かんと)さんがデザインしたナンバープレートが山梨県甲府市で採用されることが決まった。同市では来年開府500年を迎えるにあたって、原付バイク(125cc以下)のナンバープレートのデザインを昨年11月から4カ月間公募。全国から501作品の応募があり、志村さんの作品が最優秀賞に選ばれた。
志村さんは同市出身。地元が大好きで、生まれ故郷に何か貢献ができればと応募した。
軍配型「風林火山」プレート
作品は武田信玄の軍配をイメージした形で立体的にひもをあしらい、県外の人でも分かるよう知名度のある「風林火山」の文字を入れた。背景は甲州印伝の代表的な柄として知られるトンボ模様がデザインされている。甲府らしさを取り入れ、字体も読みやすいものを使用しナンバープレートとしての機能を損ねないようにシンプルな見栄えにした。
同大学の総合政策学部に通う傍ら、サークルやインターンシップなどで団体や企業のロゴや名刺、WEBページなどを作成してきた経験を活かした。「自分がデザインしたものが街を走り、形になって残るのはうれしい」と笑顔で話す。
ナンバープレートは9月から交付される予定だという。
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>