県立藤沢西高校(市川範朗(のりお)校長)の3年生6人が先月26日、市立小糸小学校(川島祐輔校長)を訪れ、授業や給食に参加するなど交流体験を行った。
同活動は学校の教師を目指す生徒たちが選択する授業の一環で、5年前から行われている。
生徒らは同小1年生の算数の授業と給食に参加。授業では先生のアシスタントとして子どもたちに計算を教えたほか、給食では配膳などを手伝い、一緒に食べながら会話を楽しんだ。
その後の授業では、小学2年生44人に、歌とピアノの演奏を交えた演劇「ピノキオ」を披露。「嘘をついたらダメ」というメッセージを伝えるため手作りの台本を用意し、劇に励んだ。児童らは「すごーい」などと歓声を上げながら、真剣に見入っていた。
生徒たちは「分かりやすく楽しく伝えるため3カ月かけて準備した劇を喜んでくれてよかった。この経験を将来に活かしたい」などと振り返った。
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