広島・長崎を訪れる平和学習の報告会が8月24日、藤沢市民会館小ホールで開かれ、被爆地を訪れた市内の小中高生45人が、現地で学んだことや感じたことを発表。「核兵器の恐ろしさ、平和の大切さを次世代に伝えていきたい」と誓った。
この事業は、未来を担う児童生徒に核兵器の恐ろしさ、平和の大切さを伝え続けようと1987年に始まり、毎年行われている。今年は、小学生6人とその保護者が広島へ、小中高生39人が長崎を訪れた。
報告会では、広島を訪れた児童からはじまり、「広島には戦争の恐ろしさを伝える絵本がたくさんあること」「原爆投下3日後から路面電車が走り復興を支えたこと」など、現地で学んだことを発表。また、長崎を訪問した児童生徒は5組に分かれ「放射線が与える影響」「外国と被ばくの関係」などのテーマで見聞きしたことを報告した。
今年は高校生が自主的に申し出て、現在の日本や韓国、中国、米など悪化する社会情勢を交え、どうしたら平和につながるのかを寸劇を交え発表。「平和は全人類の理想。お互い譲り合い、相手の事を考えて行動すること」と訴えた。会場からは大きな拍手が送られた。
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