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藤沢 経済

公開日:2020.03.20

”未来型”宅配トラック走行中
ヤマト運輸が実証実験

  • 運転席から直接荷台へ行き、車体左側から降りられる

 環境対策やドライバーの労力軽減を目指し、先月14日から、市内でヤマト運輸(株)が全国初となる、最新式「EVウォークスルートラック」の実証実験を行っている。実験車は1台。太平台、辻堂西海岸を中心に、エリアを日替わりで変更しながら実際に荷物を配達している。実験期間は未定だが、実験結果を元に今後全国での車両実装を目指している。

 環境に優しい「グリーン物流」の実現を目指し、同社がいすゞ自動車(株)と開発している車。下車せず運転席から荷台まで移動し、後部扉だけでなく、車道に降りることなく車体左側の扉から荷物運搬ができる。停車時間短縮が期待されるほか、中型トラックでありながらエンジン音などがほとんど無いことから、住宅街での騒音対策にもなると考えられている。

 同社の藤沢市での実証実験は、2017年から18年にかけ行われた無人宅配サービス「ロボネコヤマト」に次ぎ2回目。同社は「藤沢市はSSTなど、当社の目指す地域のイメージに合う地域。狭い道、住宅街、観光地など様々なシーンで実験を試すこともできる。市民の方の役に立ち地域の発展にも貢献できるよう、これからも安全運転に努めたい」と話した。

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