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藤沢版 公開:2020年6月19日 エリアトップへ

日大生考案「ふじさわごはん」

社会

公開:2020年6月19日

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フードコーディネーター研究室のメンバー(写真は提供)
フードコーディネーター研究室のメンバー(写真は提供)

 地産地消をテーマに、日本大学生物資源科学部(亀井野)の学生が考案したレシピで作った料理が、藤沢市役所分庁舎1階の福祉喫茶「らいく・みーこむ」で提供される。市内で採れた旬の野菜を取り入れた、1年分約50種類のレシピが完成。7月中旬から提供開始を予定している。

分庁舎の福祉喫茶で提供へ

 考案したのは食品ビジネス学科のフードコーディネート研究室の学生たち。同研究室は、ジェイコム湘南で放送中の市の広報番組「ふじさわごはん」のコーナーで、8年前から地産地消レシピを提案するなどしている。リーダーを務める川原かりんさん(21)は「自分たちが考えたレシピで作られた料理を提供する場ができてうれしい。たくさんの人に美味しく楽しく食べてほしい」と期待を込める。

 レシピは、1カ月ごとに更新。7月は「牛肉とごろごろ野菜のガーリックトマト煮込み」や「彩り野菜衣の唐揚げ」、「さっぱり梅ナムル」、「茄子と鶏肉のみぞれ煮」など主菜と副菜の計8品を用意した。ナスやジャガイモ、ニンジンなど、野菜はどれも藤沢産のものを使用。考案者の中山亜美さん(21)は「誰もが作りやすいように工程を少なくして簡単に作れるようにした」、川島菜摘さん(22)は「市役所の職員や訪れる人を想像して栄養バランスはもちろん、皆が好きそうなメニューにした」と話した。

 学生らは地元農家を訪れ収穫体験をしたり、店へ見学に行くなど約3カ月かけてレシピを作成。川原さんは「農家の方とお話しをして、天候などに左右される収穫の苦労も知った。藤沢の野菜を多くの人に知ってもらえれば」と話した。

 同店は障害者の就労や自立を支援する、同校の近くに事業所を構える社会福祉法人ひばり(善行)が運営。2月末まで藤沢市民会館敷地内の旧近藤邸で「すかいはーと」として喫茶店を開いていたが、分庁舎完成に伴い4月に移転した。営業時間は午前11時30分から午後3時(土日・祝日を除く)。

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