市内有志の災害復興支援グループ「チーム藤沢」(下田亮代表)は、記録的豪雨で甚大な被害が出ている熊本県に5日から、物資支援を始めた。新型コロナウイルス感染症拡大への懸念から、現地へ赴かず、物資や支援金を届ける「後方支援」。新品の衣類や食料品などともに、マスクやフェイスシールド、消毒液なども送付している。
支援先は同県のボランティア団体「(一社)ロハス南阿蘇たすけあい」。同チームが2016年の熊本地震の際に、協力していた団体で、災害支援協定を結んでいる。今回も早急に連絡を取り合い、迅速に体制を整えたという。
支援物資は新品の衣類やおむつ、古タオル、レトルト食品など。同チームのフェイスブックページで呼び掛けると30人以上のメンバーらから次々に集まり、平均5箱ずつ、15日現在で、第10便の物資を提供した。同団体からは、「継続的に、必要な物資を提供してくれて助かる」と感謝のコメントが寄せられている。
支援方法は被災地側から要望のあった物資を必要量のみ提供。感染症対策の観点から古着や中古で直接身に着ける物は送ることができず、チーム藤沢の事務局で仕分けを行い、梱包して被災地に発送している。下田代表は「被災地で受け取る人の気持ちを考えて、受け取り側に手間を掛けさせない支援活動を心掛けていく」と話した。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
郡の中心から商業の街へ「長後」5月3日 |
|
|
|
<PR>