神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2020年7月24日 エリアトップへ

【All is Hero】 藤沢翔陵高校 「勝ち」にこだわって 松尾悠平(3年・主将)

スポーツ

公開:2020年7月24日

  • X
  • LINE
  • hatena
手足の長さを生かし、鋭い投球をする松尾
手足の長さを生かし、鋭い投球をする松尾

 機動力を前面に出した攻撃的野球で頂点を狙う藤沢翔陵。「思い出作りではなく、勝ちに行く」。元プロ野球選手でロッテ・阪神に所属した川俣浩明監督をはじめ、部員全員が口を揃える。スローガンは「激走翔破」。「エースもホームランバッターもいない。でも全員で確実に1点ずつ取れるように」。走塁の練習に力が入る。

 その中で、投手を務める主将の松尾悠平(3年)は、毎朝、職員室前で監督を待ち、練習メニューを確認するなどの姿が「とにかく真面目で、責任感のある選手」と一目置かれる。感染症拡大の影響で、甲子園の中止が発表され、「突然目標を失い、部員らの気持ちが下向きになる場面もあった」。しかし、「大会を用意してくれた皆さんに感謝して」と声出しや基礎練習など自ら率先して行い、士気を高めていった。その姿に刺激され、自主練を行う選手も増えた。

 身長182cm。元々は手足の長さを生かした一塁手だったが、「リリースポイントが前で球速もあり、相手もタイミングが取りづらく打ちにくいと思う」と監督が分析するように、徐々に投手を任されるようになった。「ストライクを入れるよう意識している。投手のリズムが良いと守備もやり易いはず」と守備の気持ちも理解した堅実なプレーでチームを支える。

 コロナ禍では、近所の小さな公園でのキャッチボールなどに留まり、もどかしさもあった。今月に入り連携プレーを意識した全体練習も再開、強豪校との練習試合の機会も増えてきた。「一試合、一試合を大切に」と松尾。集大成の舞台での「優勝」へ意欲をにじませた。
 

藤沢版のローカルニュース最新6

GWに子どもフェスタ

GWに子どもフェスタ

スタンプラリーも

4月20日

自分だけの宇宙を作ろう

自分だけの宇宙を作ろう

GWワークショップ

4月20日

お宝絵画や現代アート

お宝絵画や現代アート

約50点一堂に

4月19日

細密な植物アート110余点

細密な植物アート110余点

「たんぽぽの会」が作品展

4月19日

今はなき小字を知る

今はなき小字を知る

21日に善行雑学大学

4月19日

私立小の魅力紹介

私立小の魅力紹介

21日、テラスモール湘南

4月19日

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook