新型コロナウイルスの影響で活動が休止状態にある市民活動団体を支援しようと、認定NPO法人藤沢市民活動推進機構は、「NPOのためのウィズコロナ応援基金藤沢」を設立し寄付の募集を始めた。
NPOなどの活動を支援している同機構によると、緊急事態宣言中に行ったアンケートへの回答や日頃の相談などの多くが「活動が出来なくなり、収益がなくなった」という資金面での悩みだという。
国が支援する「持続化給付金」は、活動資源となる寄付の減少については収入とはみなされず、給付金の対象外となるNPO法人が多い。
市内で活動する大半のNPO法人は対象外で、そもそも法人格のない団体は対象にならない。そのため、活動の中止や縮小を余儀なくされる団体も多く、活動再開へ少しでも手助けをしたいという思いから基金設立の運びとなった。
担当の関野豪星さんは「緊急事態宣言が解除された後も動き出せていない団体は多い。さらに団体メンバーの高齢化もあり、活動を辞めてしまうケースも出てきている」といい、「市民活動は目に見えないところで街を暮らしを支えている。継続的に活動できるように支援をお願いします」と呼び掛けている。
寄付の方法は、【1】オンライン決済、【2】銀行振込、【3】現金寄付の3つがある。寄付金は同機構の審査を経て市民活動団体へ寄付される。詳細は同機構のホームページ、または関野さん【携帯電話】080・5957・0679へ。
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