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鵠沼郷土資料展示室で企画展「写真に見る鵠沼南部の変遷」を開いている 前田 忠厚さん 鵠沼松が岡在住 55歳

掲載号:2021年5月7日号

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まちの記憶、写し続けて

 ○…「鵠沼らしい原風景を感じる」。明治期に別荘地として開発された鵠沼南部。うっそうと茂るクロマツ、砂地に松林、未舗装の小道。特徴ある玉石垣や竹垣の佇まいに思いを馳せる。幼い頃から歩いてきた近所の再開発の気配を肌で感じ、「まちの記憶として残そう」と1990年秋、カメラを手にした。大学院の修士論文執筆のため都市計画用の詳細地図に撮影地点を記録。一カ所ずつ撮り歩き36枚撮りフィルム20本余り、737カ所にも上った。それが始まりだった。

 ○…「景観の変化自体を記録し、その資料を後世へ残すことが大切」。2006年以降は鵠沼郷土資料展示室と協力し、10年、16年、20年にも同地点で調査を継続。4回目の展示となった今回は30年の節目でもあり、未整理だった約100カ所を加え823カ所の写真から厳選した。

 ○…母はバレエ経験のある元子役・モデル、親戚に建築家が多く、食卓での話題は文化や建築が中心だった。湘南学園に幼稚園から高校まで通い、武蔵野美術大学の建築学科へ。家のデザインを学び始めると、気になり出したのは、家の窓の外に広がる道や周辺の街の姿。大学院では吉祥寺や福島県須賀川で街並み調査に参加し、現在も用いる調査手法を学んだ。

 ○…自宅兼アトリエで一級建築士事務所を運営する傍ら、「やはり景観や街並に惹かれる」と逗子・葉山の建築家らとまち歩きなどを行う「原風景を生かすまちづくりの会」のメンバーとしても活動。「生き方そのものが仕事になったから趣味はない」と笑うが、LPレコードで嗜む70年代フォーク、ロック、海辺の散歩が息抜きの時間とも。「今回の展示が鵠沼の原風景や文化、まちづくりを考えるきっかけになれば」と話した。

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