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藤沢 社会

公開日:2021.07.16

日赤が市内5社に感謝状
コロナ禍での献血称え

  • 授与式に参加した各社代表者。賞状を持つ左から新井社長、勝又常務、最上社長、清水常務、吉川社長

 コロナ禍で献血者が減少する中、今年4月に大相撲藤沢場所に関連する献血キャンペーンで大きな実績をあげたとして、藤沢市内5事業者が9日、日本赤十字社神奈川県支部(支部長・黒岩祐治県知事)から特別感謝状を受け取った。

 表彰を受けたのは(株)湘南営繕協会、湘南アーキテクチュア(株)、東京キリンビバレッジサービス(株)、(株)湘南建具、(株)ジェイコム湘南・神奈川の5社。同日、横浜の支部で行われた授与式で、県赤十字血液センター所長の藤崎清道さんは「全国でも最大級。職員一同、心より感謝」と述べた。

 藤沢場所の勧進元としてキャンペーンを主導した(株)湘南営繕協会社長の最上重夫さんは「県内だけでも600団体が献血活動をやめると聞いていた。輸血ができないようにしてはならないと思った」などとコメント。実施決定を後押ししたジェイコムの勝又茂成常務は「コロナだから献血を見合わせる、というのは逆なのではないか。むしろやらなければならないと思った」と決断を振り返った。また、多くの社員が参加した東京キリンビバレッジの新井裕明社長は「献血の大切さを再認識させてくれる機会、会社や社員にとっても社会貢献できる大切なイベント」と話した。

 同献血キャンペーンは、大相撲藤沢場所に合わせて毎年実施。コロナ禍で場所中止となったが献血は継続。600人以上が協力し、過去最大に近い238リットルの「善意」を得た。

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