江の島シーキャンドルなどで、観光客向けに名入りの手作りストラップやキーホルダーを販売している「お魚イラスト工房・辻堂水族館」の横山康之さん(53)がこのほど、手作りピアスの販売を始めた。コロナ禍で苦境に立たされる土産屋の打開の一手。地元民の購入へと繋げられるかが鍵となりそうだ。
観光客向けではなく、地元の人にも使ってもらえるようにとファッションやその日の気分に合わせて、何個でも持つことができるピアスづくりに挑戦した横山さん。今まで培ったストラップを作る技術も生き、貝殻や砂を用いた海をモチーフにしたピアスが完成した。
横山さんは、2007年に辻堂水族館を開設。海や魚をモチーフにし名前を入れられる商品は、国内外の観光客に人気で「多い時には1日約3時間の睡眠で商品を製作していた」という。
だが感染症の拡大で生活は一変。観光客は激減し、訪れる人も若年層が多く金銭に余裕のある人も減っていった。当然売り上げも激減。先月にはメインの活動場所であった江の島シーキャンドルが閉鎖となり「8月は江の島での売上はゼロだった」という。
そんな中の打開策。横山さんは「ぜひ地元の皆さんに使ってもらえれば」と話した。ピアスは有隣堂テラスモール湘南店で9月末まで販売(変動する場合あり)。税込935円。
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