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度重なる要請、飲食店ため息 まん延防止再び適用

社会

掲載号:2022年1月28日号

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期間中の休業を知らせる店舗
期間中の休業を知らせる店舗

 新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、県内で21日から再び「まん延防止等重点措置」の適用が始まった。県は飲食店に対し、時短営業と人数制限を要請。度重なる要請に飲食店関係者らは「しょうがない」「正直うんざり」と長引くコロナ禍にため息をついた。

「しょうがない」「正直うんざり」

 県はすべての飲食店に対し、営業時間の短縮と原則1テーブル4人以内での利用を要請。酒類提供については、感染対策の基準を満たした「マスク飲食実施店認証制度」の認証店は選択制とし、非認証店には停止を求める。認証店が酒類を提供する場合は、酒類提供を午後8時まで、営業時間を午後9時までとする。要請に応じた飲食店には、売上額に応じて協力金が支給される。

 適用され迎えた初の週末。藤沢駅近くの飲み屋が立ち並ぶ繁華街は人出はあるものの、飲食店前を足早に素通りする人の姿が見られた。大手居酒屋チェーン店や酒類提供し明け方まで営業する店などは休業しているところもあり店の灯りはまばらだった。

 「宣言やまん延防止の都度、対応を求められ正直うんざりしている」。市内の韓国料理店に勤務する30代男性は肩を落とした。酒類の提供については「提供の有無で売上が3割ほど変わる。今までと異なり、酒が提供できることはありがたい」といい、要請に従い営業を続けるという。

 南藤沢のイタリア料理店の店主は「まだ数日だが、これまでと違い今回は客足にあまり変化がない」と話す。「重症者が増えれば変わるかもしれないが、お客様のコロナに対する意識の変化が影響しているのではないか」と人々の「コロナ慣れ」を懸念する。

 子どもを持つ母親の従業員が多いという鵠沼海岸の飲食店店主は「決定が急すぎて、選択を従業員と相談する時間が無かった。まだ営業に影響はないが、保育施設が次々に休園になっているので、今後人手に影響が出てくるかもしれない」と危惧する。一方で、「これからはウイルスと共存し、できることをやっていくしかない」と割り切った様子だった。

 江ノ島タクシー(株)の飯森康弘取締役は「発令から徐々にお客さんは減っている。何かと飲食店が取り沙汰されることが多いが、付随する企業へ援助が少ない」とぼやく。業務については「不特定多数の人と関わる仕事なので、引き続き消毒や換気など感染対策を地道に続けて営業していくしかない」と話した。

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