藤沢 スポーツ
公開日:2022.04.01
バド日本代表、藤沢で合宿
デフリンピックに向け
ろう者の五輪として4年に1度開催されるデフリンピック。5月のブラジル大会に向け、バドミントン日本代表内定者とユース選手計10人が先月19日から21日にかけ、善行の県立スポーツセンターと辻堂市民センターで強化合宿を行った。
藤沢市バドミントン協会との縁で実現。期間中は同協会が集めた全国大会を経験したプレイヤーを相手に練習に励んだ。
デフバドミントンのプレイヤーは耳に障害があるため、音に頼るプレーができず、ダブルスでは試合中の声によるとっさのコミュニケーションが取れない。その分、選手は優れた動体視力を持ち、自分たちのプレースタイルを生かした戦術を事前に打ち合わせて試合に臨むという。(一社)日本デフバドミントン協会事務局長で、元代表選手の中西朋実さんは「目の良さは素晴らしいものがあり、プレーも頭脳的」と自信を語った。
県内から唯一参加した、ユース選手の神谷(かべや)綾音さん(横浜市青葉区・18)は高校時代に世界大会を経験。「色々な国の人とプレイして刺激を受けられるよう頑張りたい」と話した。
出場に向け、同協会ではREADYFORでクラウドファンディングを行い、支援を募っている。
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