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藤沢 社会

公開日:2022.04.08

県新人戦で2連覇
鵠沼高校ダンス部

  • 優勝したダンスの衣装を身にまといポーズをとる部員たち

 「第29回神奈川県高等学校ダンス新人大会」(県高等学校体育連盟主催)が先月16日までビデオ審査で行われ、61校が参加した「フリー部門」で鵠沼高校ダンス部が優勝を果たした。昨年に続き2年連続3回目の県新人大会制覇の快挙に、部員たちは「連覇のプレッシャーがかかる中でも、焦らずに取り組み、結果が出せてうれしい」と揃って笑顔を見せた。



 同部が発表したダンスのタイトルは「カーネティキ〜神秘の森に生きる命〜」。2年(新3年)、1年(新2年)の計39人が「森の精」をイメージした緑色を基調とした衣装を身にまとい、想像上の「命」のうごめきを表現。生徒の意見を交えて青木里恵コーチが振り付けし、「誕生し、途中で滅びそうになりながらも再生し躍動していく様子」を、アクロバット演技も交えながら3分30秒の作品にした。



「表現力」磨きかけ



 昨年11月頃から週5日練習を重ねてきたチーム。当初はステージに立ち審査員の前で発表する想定で進めていたが、コロナ禍で大会1週間前、急遽ビデオ審査に切り替わった。ビデオ審査に備え「より顔を上げて、全身の振り付けを大きく」とより「表現力」に磨きをかけ、2月5日に校内で撮影して提出した。山内早苗コーチは「相手高校や審査員が見えない中で不安もあったと思う。それでも1位を取りたい生徒たちの強い思いが画面越しにも伝わった」と称えた。



 次の舞台は6月の県総体。太田美羽副部長(新3年)と富島彩華副部長(同)は「昨年は7位入賞で悔しかった。その無念を晴らしたい」と声を揃える。先に見据えるのは、今回の結果で出場の切符を手にした夏の全国大会(ダンス甲子園)。岩切春菜部長(同)は「6月を弾みにして、気を引き締めて全国で入賞したい」と意気込んだ。

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