地元で活動する中学生の硬式野球チーム「湘南クラブボーイズ」が、3月下旬に関東近郊で開かれた第52回日本少年野球春季全国大会に神奈川県代表として出場。2004年以来、過去最高成績に並ぶ準優勝に輝いた。
2年連続14回目の出場となった湘南ボーイズは、初戦で広島県の廿日市ボーイズと対戦。2-1と1点リードで迎えた7回表、安打と三塁打で同点に追いつかれ、なおも無死三塁と逆転のピンチに。そこを継投でしのぎ、同点のまま7回裏の攻撃へ移ると、連打と四死球で満塁のチャンス。そこから原遼希が死球を受け、押し出しでサヨナラ勝ちをおさめた。
2回戦は筑後ボーイズ(福岡県)と対戦。初戦のサヨナラ勝ちの勢いそのままに打線がつながり、11-4で快勝をおさめた。続く3回戦の相手は紀州ボーイズ(和歌山県)。この試合でも打線が奮起し、11-8と打ち合いを制した。準決勝の西松ボーイズ(佐賀県)戦は一転して投手戦に。足達晶斗、小山田尊琥の継投で最少失点に抑えると、中村龍之介に本塁打も飛び出し、4-1で勝利をおさめた。
決勝は武蔵狭山ボーイズ(埼玉県)と大田スタジアムで対戦。初回、2回に3点ずつを失い、序盤から大量リードを許す苦しい展開に。湘南ボーイズも3回4回に1点、5回に2点を返し反撃に転じたものの、小刻みに失点を重ね4-8で涙を飲んだ。
田代栄次監督は「今大会は打線の力で勝ち進めた試合が多く、今後の好材料になる。準優勝は悔しいが力は出し切れた」と大会を振り返った。湘南ボーイズは昨夏に行われた日本少年野球選手権大会で日本一に輝いており、次は連覇をめざして戦っていく。
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