リベンジは夏に――。
第65回関東高校サッカー大会神奈川県2次予選が4月9日から5月8日にかけて開催され、日大藤沢高校(亀井野)が決勝に進出。桐光学園に惜しくも敗れたものの、準優勝で関東大会進出を決めた。
県内から84チームが出場して、関東大会出場と神奈川県の頂点をめざした同大会。昨年の覇者である日大藤沢は、シードとして5回戦から出場した。初戦の日大戦は3-0の完封勝利。続く準々決勝の三浦学苑にも3-0で快勝し、準決勝に駒を進めた。
関東大会の出場権がかかる厚木北との大事な一戦は、相手の組織的な守備に苦しみ、スコアレスのまま前半を折り返す。後半も攻勢を強めたものの得点を奪えず、試合は延長戦にもつれ込んだ。日大藤沢はFW森重陽介選手に変えてFW有竹翔吾選手を投入。見事期待に応えた有竹選手が2得点を奪う活躍を見せ、3-0で振り切った。
桐光学園との決勝は連携ミスから序盤に失点。後半は果敢に攻めるもゴールは遠く、逆にカウンターから得点を奪われ0-2で敗れた。
佐藤輝勝監督(43)は「通用する部分も課題も見つかった試合だった。この敗戦をバネに、課題を修正して成長した姿で関東大会に臨みたい」と話した。キャプテンの岡本亜鶴選手は「悔いが残る決勝だったが、チームの目標はあくまでも日本一。必要なことをお互いにぶつけあいながら成長し、関東制覇と6月のインターハイ県予選で桐光学園にリベンジを果たしたい」と力強く誓った。
関東大会は5月28日(土)から30日(日)にかけて、神奈川県内で無観客で開催される。
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|