仏像作家、小泉俊春さんによる作品展「掌（てのひら）の上の石仏たち」＝写真＝がＡＲＴ＆ＣＡＦＥ湘南くじら館（片瀬目白山）で始まった。石工歴40余年の技と思いが満ちた28点が並ぶ。４月30日（日）まで。
小泉さんは埼玉県在住で、１８９０（明治23）年から続く石材店の４代目。作家としての出展は今回が初めてといい、石工としての長年の経験を生かしながら石の素材を生かした掌大の石仏を制作した。「身近に置いて一緒に暮らす中で、その方の心のより所になるようにと願いながら彫っています」と小泉さん。会場では日本画家、足立正平さんの書も展示する。
あす３月11日（土）は在廊予定で、午後１時からギャラリートークもある（事前申し込み不要）。開館は木・金・土曜日（４月30日は開館）の正午から午後５時。
問い合わせは同館【電話】０４６６・２１・９２６２。
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