藤沢 人物風土記
公開日:2023.05.26
第45代藤沢市議会議長に就任した
桜井 直人さん
長後在住 55歳
進化に向けて前進を
○…春の統一地方選を経て4年ぶりに改選した藤沢市議会。市民の声を代弁する新たな36人が揃い、そのまとめ役となる重職に就いた。行政と議会。市政運営の一翼を担う重責をかみ締めつつ、「意気込みし過ぎず、自然体で職責に恥じぬよう全うしたい」。自分流の信念を貫く決意と、長としての覚悟が口をつく。
○…「実現したい思いがある」。15年余り市議として活動し、思いを形に変えてきた。最も力を傾けてきたのはスポーツと健康推進。転機は46歳のとき、糖尿病を患い身体の一部を切除せざるを得なくなった経験から。病院のベッドから天井を見上げてこう思った。「こんな思いをする人を増やしたくない」。大病を予防するには、個人の健康管理が欠かせない。それに適度な運動習慣も不可欠だ―。そんな思いから、健診受診率の向上やラジオ体操の普及に取り組んできた。また市民の健康増進につなげようと21年10月に市が行った「スポーツ都市宣言」の調整にも奔走した。
○…政治家としての原点は30歳のとき。衆議院議員で環境副大臣を務めた叔父の故・桜井郁三氏の誘いで公設秘書として一歩を踏み出した。それまでいたアパレル業界とはまるで違う世界だったが、人との付き合いや振る舞い方、政治家としてのいろはを学んだ。「常に明るくいろ」「わかりやすい政治」。いずれも叔父から教わり、今の自身にもつながる金言だ。
○…議長として進めたいことの一つが、議会提案による条例制定。議決機関に留まらず、政策立案ができる議会であれば市民の負託により応えることができる。予算化できる制度であれば、市民の要望を実現させることにも直結する。進化に向けた、前進を。「まとめ役として、議会の変化につなげていけたら」
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