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藤沢 社会

公開日:2023.07.04

夏本来のにぎわいに期待
2海水浴場で海開き

  • 江島神社の相原宮司らによる神事

 片瀬東浜と片瀬西浜・鵠沼の両海水浴場が、1日に海開きした。

 同日には片瀬海岸西浜で、海水浴場の安全と繁栄を祈願する海開き神事が行われ、鈴木恒夫市長やふじさわ観光親善大使のつるの剛士さん、湘南江の島海の女王&王子の3人も参加した。

 あいにくの雨天となった海開き初日。会場となった海の家「西浜亭」には関係者ら約100人が集まった。江島神社の相原圀彦宮司ら神職による神事が執り行われ、この夏の安全を祈った。あいさつに立った鈴木市長は「さまざまな取り組みを行いコロナを乗り越え、制限のない海開きを迎えることができた。今までを取り返すように、海水浴場がにぎわってもらえたら」と話した。

 両海水浴場は新型コロナウイルス感染症の影響で2020年は開設を断念。21年は開設したが、感染拡大で休場を余儀なくされた。22年は感染状況を踏まえた運営基準を明確化して開設し、約132万人が訪れた。

 今夏は、4年ぶりにコロナ禍前のルールで開設される。江の島海水浴場協同組合の栗原義忠理事長は「遠方の方だけでなく、地元の皆様にもぜひ来ていただき、夏の海がにぎわってくれたら」と来場者の増加に期待を寄せる。

 開設期間は9月3日(日)まで。辻堂海水浴場は7月15日(土)から8月31日(木)まで開かれる。

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