市観光協会
訪藤促進で旅プラン
４コースを公開

観光スポットとしてプランでも中心となる江の島（観光協会提供）

　20代から30代の若者に藤沢を訪れてもらおうと藤沢市観光協会が先月26日、「夏真っ盛り！藤沢を１００％楽しめる４つの旅プラン」をホームページで公開した。

　同協会が昨年度行った調査で「若い頃から訪れる観光地には、生涯を通して何度も訪問する」という結果が出たことから、「若年層向け訪藤プロジェクト」と題して今年６月に地元事業所の若手スタッフなどを集めたワークショップを実施。ここであがった意見をもとに、旅行ガイドブック「地球の歩き方」と、女性向け旅行情報サイト「ｔａｂｉＭＵＳＥ（ミューズ）」が協力して４つの旅プランを作成した。

　地球の歩き方が作成したプランは、江の島周辺の歴史やグルメを１日で訪ねる「江の島でかなえる週末パワーチャージ旅！」と、果物や野菜など地域食材に注目した「この夏は藤沢市北部へのプチトリップに決まり！」の２種類。

　藤沢観光の定番スポットである市南部の海沿いを中心としたプランと、南北を広くカバーしたプランでコンセプトを分けている。

　ｔａｂｉＭＵＳＥのプランは、「江の島を大満喫！定番スポットと藤沢グルメを楽しむアクティブに巡る日帰り旅」と「湘南で心身ともに癒される！ＳＮＳで話題のスポットをめぐるゆったり日帰り旅」の２種類。

　サイトのコンセプトにあわせ、女性が喜ぶカフェやドリンク、パワースポットの情報が豊富で、新江ノ島水族館をはじめ、藤沢駅南口にあるホテルの人気スパなども紹介している。

　新たなプランについて同協会は「ワークショップで地域事業者と旅行のプロでの視点の違いを共有できた。若い人が楽しめるプランとなっているので、旅行の参考にしてもらえたら」と話す。詳しくは同協会ホームページへ。