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藤沢 社会

公開日:2023.09.08

山車新たに次代へ継承
渡内日枝神社であすお披露目

  • 山車を囲む渡内囃子連のメンバー

 渡内囃子連が「老若男女に祭りに参加してもらい、次世代に祭り文化を継承したい」と山車を新調した。9月9日(土)、10日(日)の渡内日枝神社祭礼でお披露目される。

 「渡内にもみんなで引っ張れる山車を」。渡内囃子連代表の今村守さん(65)らの願いをきっかけに、数年入手方法を模索していた。今村さんによるとこれまで渡内に神輿はあるが、山車はなかったという。

 コロナ下の21年6月、インターネットで「地車文化財継承保存会」が譲渡先を探している投稿を見て、名乗りを上げた。大阪府羽曳野市から譲り受け、お囃子の演奏ができるよう改良を加えた。

 山車は、坂の多い渡内の地形でも引きやすい小型で高さ約2・5m、幅1・8m、奥行き2・1m。獅子の飾り彫りが施されている。

 同10月に試し引きをしたが、その後コロナ禍で祭りの中止などが重なり今回が初披露となる。

 9日(土)宵宮まつり、10日(日)は午前11時から本祭で町内を練り歩く。関係者は「第一歩を見届けてほしい」と呼び掛けた。

 9月24日(日)の市民まつりの北口パレードにも参加予定。

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