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藤沢 経済

公開日:2024.01.12

スマホ越しに時間旅行
市、アプリで実証実験

  • 観光スポットにかざすと昔の画像が表示される「ふじさわタイムトラベル」(市提供)

 藤沢市はこのほど、市内の観光スポットや街並みの今昔を見比べることができるアプリ「ふじさわタイムトラベル」のサービスを開始した。市による観光のDX(デジタルトランスフォーメーション)の一環で、観光客の回遊性向上を図る。

 対象スポットは江の島展望灯台(シーキャンドル)、江の島弁天橋、藤沢駅舎、辻堂駅前商店街、鵠沼海岸商店街など。スマートフォンでアプリ(「ふじさわタイムトラベル」で検索)をかざすと、AR(拡張現実)で大正〜昭和と同じ場所の画像や浮世絵などが映し出される。

 事業の実施にあたっては市スマートシティ推進実証事業補助金を活用。アプリは市内ベンチャー企業のLiqo(リクォ)合同会社が開発した。

 市は2月29日まで実証実験を行い、利用ニーズを検証。今後、対象スポットを拡大する予定。市などは「いつもとは違う、昔の藤沢の様子が見られる。新しい藤沢を発見しに街に出かけてみて」とPRしている。

 対応端末は10日現在Androidのみ。iPhone(iOS)は今後実装次第、周知する。

 詳しくは特設サイト(藤沢市観光公式ホームページ内)へ。

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