ピンク色のものを身に着けていじめ反対の意思を示す「ピンクシャツデー」の取り組みが先月28日、藤沢第一中学校で行われた。生徒や教師約300人が参加し、いじめの防止を訴えた。
2007年にカナダで発祥。毎年2月最終水曜日に行われており、現在日本を含む約180の国や地域に広がっている。
同中では「互いの人格を認め合い、共に生きる人になる」を教育目標に掲げる。2年生の道徳の授業で紹介したところ、100人以上から「一中でもやりたい」と声があがり、初開催を決定。当日はシャツや髪留め、リストバンドなど思い思いのものを着用した生徒が続々と登校し、昇降口前には生徒が作った折り紙のシャツも展示した。
2年生の石田風歌さんは「少しでもいじめがなくなれば」とシャツで意思表示。この日のためにジャージを購入したという1年生学級委員長の和田莉奈さんは「みんなが思いやりの気持ちを持てば、きっといじめはなくなると思う」と話した。
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