江ノ島電鉄の「ラーメンで藤沢・辻堂を盛り上げるチケット」の参加店を選定した 和田 幸之さん 本町在住 42歳
ラーメンは世界を変える
○…主食、ラーメン。昨年平らげたどんぶりの数は実に２４３杯にのぼる。朝と晩はほとんど食べないから、体の構成要素は概ねラーメンと言っていい。曰く、炭水化物や脂質、ビタミンなどをも備える「完全食」。「ラーメンボディメイクアップアーティスト」を自称し、地域活性化に取り組む。ラーメンはただの食事にあらず。世界を変える力がある。皆で崇めよう。ラーメン―。
○…生粋の地元民。高校生のとき、藤沢駅近くにできた店の１杯にハマった。立ち込める豚骨の匂い、客の好みを聞き分けるサービス。何よりウマイ。丼を待っているだけで心が高鳴った。「丼一杯に完結する魅力がつまっている」。社会人になっても熱は冷めやらず、藤沢を中心に湘南エリアの店を食べ歩き続けた。４年前には雑誌の特集企画を監修したほか、自らマップやカレンダーなどグッズも制作。活動の根源は、ラーメンという食文化を通じたまちおこしにある。
○…藤沢は老舗、新店が群雄割拠する激戦区だ。ファンが遠方から通う人気店も少なくない。前回イベントでは参加店から「新規客が増えた」「過去最高杯数が出た」など好評を博した。人が動けば、活力が生まれる。「例えばシャッター通りを開業に向けた若手が実験的に出店する仕掛けがあっても面白い」。発想次第で何でもできる。可能性は無限大だ。
○…２児の父。２年前に印刷会社を開業し、ラーメンをＰＲするアパレル事業も展開する。撮影時には長女の協力を仰いだり、次女を連れ、お気に入りの店に足を運ぶなど”ラーメン教育”にも余念がない。描く理想は取り巻く全ての人が幸せになること。ラーメン・イズ・ハッピー。それを体現するため、活動を続けていくつもりだ。
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