先月25日付で神奈川県司法書士会湘南支部の新支部長に就任した 池田 将史さん 辻堂東海岸在住 49歳
問題解決、最初の窓口に
○…身近な法律の専門家として不動産登記や相続・遺言など多様な法律トラブルに対応する司法書士。藤沢、茅ヶ崎、寒川の2市1町の115人が加盟する湘南支部のかじ取り役に就任した。支部では無料相談会や、各団体の要請に応じたセミナーを開催しているほか、会員向けの研修会や懇親会も企画。「風通しが良い、執務しやすい環境を整えたい」と抱負を語る。
○…大学時代、「手に職をつけて自分で働き方をデザインしたい」との思いから就職活動はせず、何か資格を身に着けようと決めた。法学部での学びを生かせる司法書士を目指して卒業後も試験勉強に励み、合格。都内の事務所での勤務を経て、現在では生まれ育った藤沢の地で司法書士法人シーガル法務事務所の代表を務めている。シーガルはカモメという意味で、事務所のトレードマークにもなっている。「海のイメージに合っていると思って」と飾らない笑顔を見せる。
○…独立してからは、地元の知人に「人脈は大事だよ」と背中を押され青年会議所に所属。地域貢献活動に従事した。40歳で”卒業”してからもロータリークラブで地域に関わり続ける。支部の役員会、ロータリー、事務所での執務と忙しい毎日の中で、息抜きとして楽しんでいるのは2年前から始めたツーリング。これまで伊豆や房総、北九州などを訪れた。「景色を眺めながら自然の中でゆっくりと時間を過ごすと、いい気分転換になる」
○…司法書士として働く中で「悩みを抱えていても、専門家への相談は敷居が高いと思う人も多い」と感じてきた。「問題解決の最初の窓口として気軽に頼ってもらえたら」。他の士業と連携し、相談しやすい雰囲気づくりを心掛けていく。
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