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藤沢 トップニュース社会

公開日:2025.06.27

熱中症搬送数
先週だけで1・4倍増
急激な気温上昇が一因

 先週1週間(15日〜21日)で、藤沢市内の熱中症による救急搬送件数が急増した。市消防局によると、この期間中の熱中症搬送件数は10件と大幅に増加し、特に65歳以上の高齢者の搬送が7件と最多だった。5月1日からの集計結果は17件だったため、1週間で1・4倍となった。

 急増の背景には、6月に入ってからの大きな気温変動がある。藤沢市内の気温を見ると、上旬は比較的過ごしやすい日が続いたものの、中旬以降は真夏日を記録する日が増えた。15日は最高気温25度と平年並みだったが、18〜19日は3日連続で30度を超え、真夏日に。一方で、熱中症搬送件数は、気温が30度に近づいた17日が最多の4件、続いて多かったのが21日の3件だった。

 市消防局担当者は「高齢者は特に、のどの渇きや気温に対して体が鈍くなっている。暑さを実感していなくてもエアコンを付けるなど対策してほしい。日中だけでなく、夜間寝ている間に熱中症になるケースも多いので注意を」と呼びかけている。

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