藤沢 社会
公開日:2025.07.17
「闇バイト」から身を守れ
翔陵高校で特別授業
相次ぐ強盗など社会問題として浮き彫りになった「闇バイト」。SNSなどを使って仕事内容を明らかにせずに、著しく高額な報酬の支払いを示唆するなどして犯罪の実行者を募る。その共犯者の約8割が10代から20代の若者だ。市内でも「募集を見て応募したが、実際には特殊詐欺の受け子だった」といった相談が藤沢北警察署に寄せられているという。
藤沢市は11日、藤沢翔陵高校(善行)で学生たちに啓発活動をするため特別授業を実施した。スマートフォンなどで闇バイトを追体験するゲームを用いて2年生30人がプレイした他、詐欺電話やネット詐欺から身を守る防犯アプリを紹介した。
ゲームは、突如音信不通になった友人を探すため、SNSなどで手がかりを探る内容で、友人を闇バイトに勧誘した犯人から電話がかかってくるなど、リアルな描写が出てくる。
ゲームを体験した生徒の一人は「ゲームとしてはおもしろかったが、電話の怒鳴り声がリアルで怖かった」と話し、闇バイトに加担する恐ろしさを学んだという。ゲームを運営する(株)クラスルームアドベンチャーの今井善太郎さんは「闇バイトは身近に潜んでいる。自分だけで自分を守ろうとせず、普段から誰かに相談できる体制を築いてほしい」と語った。
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