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藤沢 社会

公開日:2025.08.01

障害問わず海を満喫
片瀬西浜で夏の思い出

  • ボディーボードを使って波に乗る子ども

  • 砂浜でサーフボードに立つ練習(上)、水陸両用車いす「モビチェア」に乗る参加者ら(下)

 ライフセービングスポーツの普及と青少年育成を図る大会「サーフヒーローズ・ジュニア・ユースシリーズ」が先月27日、片瀬海岸西浜のサーフィンスクールエリアで開かれた。関東各地の小中高生約180人が集い、技を競い合った。

 強風が吹いた当日、ライフセーバーとして活動、もしくは志している子どもがエントリー。ウェーディングレースやボートリレーなど水辺の人命救助で必要な技術の競技が男女別、年齢別で行われた。白熱した試合展開に浜辺で見守る観客から声援が送られ、満足のいかない結果に悔しくて泣く児童もいた。

 また、ハンディキャップのある人向けの催しもあった。ライフセーバーやプロサーファーらによるサポートの下、藤沢市内の特別支援学級に通う児童生徒がボディーボードで波乗りしたり、車いす利用者が浮き輪のついた水陸両用車いす「モビチェア」などを使って海に入ったりして、障害の有無に関係なく、参加者皆がマリンスポーツを堪能した。子どもたちと一緒に海で遊んだNPO法人西浜サーフライフセービングクラブの関口瑠唯さんは「海が初めての子もいた。夏休みの良い思い出になり、また来てくれたら」と話した。

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