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藤沢 文化

公開日:2025.08.10

「リーン」と響く辻堂
湘南銀座商店街にスズムシ

  • 虫かごを抱える程嶋理事長(右)と石井理事(右から2番目)ら

 辻堂駅南口にある湘南銀座商店街で、スズムシの涼しげな音色が響いている。駅利用者に懐かしさと癒しを届けようと、同商店街振興組合(程嶋秀幸理事長)による「The響of鈴虫atくまの森モール」と銘打った企画。2020年から始まり、6回目を迎える。

 歩道の日陰にスズムシが入った虫かごを6カ所設置した。その数約300匹。夕暮れ時になると「リーン」と風情ある虫の音が一斉に聞こえる。

 スズムシを育てた一人、石井英樹理事は「原因不明だが、今年はあまりかえらなかった」とし、「村岡地区の愛好会などからスズムシを譲り受け、今年も無事に実施できた」という。その一部は近隣の保育園や青少年会館にも寄贈した。

 程嶋理事長は「辻堂に帰ってきた人にスズムシが『今日も一日お疲れさま』と言っているよう。皆さんに、ほっと一息ついてもらえれば」と言ってほほ笑んだ。

 展示は29日(金)まで。

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