鎌倉版 掲載号:2012年10月26日号
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500年の玉縄城史偲ぶ 有志100人で記念祭

社会

龍寳寺敷地内の玉縄ふるさと館にある当時の玉縄城を再現した模型
龍寳寺敷地内の玉縄ふるさと館にある当時の玉縄城を再現した模型

 市内玉縄地域で11月末まで「玉縄城築城500年祭」(田中八郎実行委員長)が開催されている。11月4日(日)には、その重要な位置づけとされる「歴代城主への法要会」と「記念式典とコンサート」がそれぞれ龍寳寺(市内植木)と清泉女学院中学高等学校(市内城廻)で行われる。また同祭期間中、関連のイベントが玉縄地域で予定されている。

 玉縄城は、小田原城を本拠に関東制覇を目指していた伊勢宗瑞(後の北条早雲)が、1512年に現在の清泉女学院一帯に築いた山城。6代の城主と「玉縄衆」と呼ばれる民衆によって支えられ、三浦半島の抑えの要塞で堅城として知られた。

 1590年に豊臣秀吉・徳川家康連合軍の攻撃で無血開城した。現在、城そのものは残っていないが、ゆかりの「城廻」「玉縄」などの地名や石碑などが数多く見られる。

 数年前、「玉縄自治町内会連合会」(田中八郎会長)と「玉縄城址まちづくり会議」(荒井章会長)が中心となって築城500年の記念祭の開催を企画。09年11月に2団体を中心とした実行委員会が発足した。「玉縄歴史の会」など地元諸団体メンバーも加わり、現在実行委員は100人を超える。

 昨年8月に市から共催事業として支援協力を取り付け、同12月には玉縄城大手門への登城路の一つであったとされる市内植木の七曲坂の改修が完了するなど、着々と準備が進められてきた。「資金面での苦労が大きかった。市からの助成や企業や商店、個人などからの協賛金でなんとか目処が立った」と石井英明事務局長は話す。

11月まで周辺地域で催し

 今月初旬に県立フラワーセンター大船植物園で開かれた「玉縄城築城500年記念絵画展」で同祭が開幕。8日には七曲坂で冠木門の開通式も行われた=写真下。

 11月4日には、実行委が「極めて重要な位置づけ」とする法要会および記念式典とコンサートが行われる。

 法要会は午前10時30分から、玉縄北条氏の菩提寺である龍寳寺の本堂で行われる。玉縄地区6寺の住職の読経後、「波紋音」と呼ばれる楽器を使ったミニコンサートが行われる。誰でも参列・献香可。

 式典とコンサートは午後1時30分から、清泉女学院講堂で行われる。コンサートには小田原北条太鼓や同校管弦楽部、ドルチェ邦楽合奏団が出演。入場無料で、定員は約1千人。

 10月28日(日)は、「玉縄城を偲ぶご登城コースまつり」を、11月10日(土)はパレードを予定している。

 田中実行委員長は祭について「玉縄城は山城で、これまであまり知られてなかった。この祭を契機に皆さんに知ってもらえれば。玉縄地域を活性化し、元気なまちにしたい」と話した。

 尚、会場周辺に駐車場は無い。同祭に関しての問合せは【携帯電話】090・1613・4486石井事務局長へ。
 

七曲坂冠木門の開通式=8日
七曲坂冠木門の開通式=8日

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